自分好みのお造りを上手にオーダーする方法
私たちは「ショーケースつきの軽トラックでご自宅にお伺いする魚屋」です。〈お刺身〉〈調理用の切り身魚〉などをお届けしますが、お召し上がりになる方のお好みに合わせた「オーダーメイドのお造り」が得意です。
「オーダーメイドのお造り」・・・どのようなイメージでしょうか?
ドドーン!と豪華な姿造りを連想されるでしょうか?。
このような姿造りは豪華で良いですが、さすがに毎日は・・・いろんな理由で食べられませんよね。
個人的にはお刺身はその時の気分に合った美味しいものをちょこっとつまむのがいいな、と思います。そのために、私どものような魚屋を使っていただきたいな、と思うわけです。
しかし、
初めてご利用くださるお客様がよくおっしゃるのは、
「誰でも頼んで良いのですか?」
「少量の注文でわざわざ届けてもらうのは申し訳ないような。」
「魚に詳しくないのでどうお願いすれば良いかわからず気後れしてしまって…。」
特別感があるのか、どうやら頼みにくいようなのです。
私たちは「とびきり美味しいお魚をご家庭でお手軽にお楽しみいただくお手伝いをする魚屋です!」←とチラシなどに書いております。「特別」ではない「日常的」なシーンでお気軽にご利用いただきたいと願っているのです。
そこで、この記事では、オーダーメイドのお造りをご依頼いただく際のポイントをお伝えしたいと思います。(と言っても簡単なことばかりです。)
次のような情報を教えていただきますと大変参考になります。
1.ご用途
◻︎通常のお食事用
◻︎お酒のおつまみ(・日本酒・ビール・焼酎・ワイン)
◻︎お祝い(・誕生日・入学・卒業・就職・父の日・母の日・還暦祝いなど)
◻︎手巻き寿司用
テーブルの大きさなども伺えると盛り付けのヒントになります
2.お召し上がりになる方について
◻︎大人 ⚪︎人(男性⚪︎人 女性⚪︎人)
◻︎こども ⚪︎人(男の子⚪︎人 女の子⚪︎人)ご年齢
こちらは必須情報となります
3.お好みやアレルギーなどで避けたいお魚
◻︎ある(具体的に:「魚種」「かたいもの」など)
こちらも大切な必須情報です
4.特に希望されるお魚など
◻︎ある
・マグロ(中トロ、赤身、中落ち、ネギトロ)
・白身(鯛、平目、その他)
・光もの(アジ、カンパチ、ヒラマサ)
・イカ
・タコ
・海老
・貝類(ホタテ、赤貝、平貝、トリ貝、つぶ貝、ミル貝、あわび)
・いくら
・ウニ
・酢〆
・昆布〆
・卵焼き
◻︎特にない
☆季節によって揃えられる魚種とそうでないものがございますが、お伝えいただけるとお好みがわかり、代わりの魚種をご提案することができます。お寿司屋さんでどのようなネタを好まれるか、ということも大変参考になりますのでぜひお教えください。
情報は多ければ多いほど手掛かりになります
5.お好みについて
◻︎コリコリの歯応えが好き
◻︎旨みをじっくり味わいたい
◻︎サッパリ系が好き
◻︎脂の乗ったコッテリ系が好き
◻︎美味しいものを少量
◻︎ガッツリ量感が欲しい
◻︎その他なんでも
6.使用する器について
◻︎ご自宅で愛用されているお皿に
◻︎貸出用の器に
◻︎使い捨て皿に
以上のうち、お分かりになることだけで結構ですので、お電話などで職人にお伝えください!
さて、ここからはいくつか具体例をご紹介させていただきたいと思います。
【例1】
少量多品種ご希望の70代ご夫婦用
貝類と食感のあるお魚がお好きなご夫婦。
本マグロ中とろ、鰹たたき、活平目、活あじ、つぶ貝。
【例2】
80代女性。晩酌の当てに
マグロ以外で。白身は薄造りがご希望。
脂の強いものと硬いものは苦手。
鰹たたき、活めいたかれい、赤貝。
【例3】
ご夫婦2人、小学生(低学年) 男の子1人、女の子1人
お子様のお誕生日のお祝い
ご夫婦は貝類がお好み、お子様は赤身、炙りもの、いくらが大好物。
よく食べるので量感を出して欲しいとのご要望
本マグロ赤身、太刀魚炙り、皮付き眞鯛の炙り、さより、白いか、赤貝、
白みる貝、いくら醤油漬け
【例4】
4人前2種類のお魚のカルパッチョのリクエスト
メバチ鮪と活締めヒラメ
【例5】
使い捨て皿の例を一つ。
ショッピングサイトにあるお任せお造り(二人前)です。
魚種はお任せで5品目。
向き合って座った時にどちらから見ても同じように見えるように盛り付けました。
実際にオーダーしていただく時にご使用いただけるヒヤリングシートをご用意致しました。プリントアウトしてお使いください。(PDF)